“極”私的デザイン論 その3

最終更新: 5月1日



その2からの続き


さて、デザイン…一言で言ってもいろんな種類がありますね。インダストリアル・グラフィック・建築・ファッション等など。

それぞれ別のポイントが存在すると思いますが、根幹は全て同じかと思います。

それは、デザイナーが思い描いた思考が現物化された時にいかに表現されているかということかと思います。これはアートの世界にも通じることとは思いますが、商業においてのデザインはその上で『いかに相手に気に入ってもらえるか』が必要になります。

なので、通常どんなにデザイナーが強い思い入れを描いたとしても、販売に繋がらなないと判断されれば修正もしくは却下となってしまいます…通常は。


ここからはTISSU ROUGEにおけるデザインについて。

私たちのような個人事業者は大手企業と同じように物事を見ることはできません。

『売れるデザイン』を探るためにはまずマーケティングが必須ですよね。

即ちそれは最大公約数を選択することになると思います。

マーケティングの結果から何を導き出すかにもよりますが、ファッションの世界ではあまり意味を見出せないような気がします。それは導き出せる答えが無数に存在してしまうということと、結局はトレンドに帰結してしまう可能性が高いから。

そうなってしまうと結局はトレンドど真ん中かちょっと外したところ、もしくはニッチなラインをあえて選択するということななるかと思います。

前者を選択した場合、先日のブログ『ブランドの価値123』でも書いた通り数多あるブランド達の中での勝負となり、私たちのような少量生産では価格面で太刀打ちできません。

ですので必然的に後者を選択することになるのですが、ニッチな世界は即ちマニアックな世界とも言え、そのジャンルに入ろうと思えばそれなりに知識やセンスを合わせなければなりません。おそらくそれは、よほど器用に対応できなければすぐに見透かされてしまうことになるかと思います(逆に知らないからこそ新しい風を吹き込める可能性もありますが)。

そうなると答えは決まり。自分自身の強く信じる『好きな方向性』を作ることになります。

つまり『売れる』という判断基準から逸脱する選択です(売れなくてもいいというわけではありませんよ、念のため)。


その4へ続く

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