ドレス・コード?― 着る人たちのゲーム

またまた随分と間が空いてしましました。

そうこうしているうちに梅雨が明け、かと思ったら途端にうだるような酷暑…もう本当にどうなっちゃってるんでしょうね。

豪雨の被害に遭われた方々にはこころよりお見舞い申し上げます。

コロナウイルスの被害も拡大傾向にあります。皆様どうぞご自愛ください。


さて、久しぶりのブログ。

今回は過日に観覧してきました『ドレス・コード?―― 着る人たちのゲーム』展について書こうと思います。



会場は渋谷区初台にある東京オペラシティのアートギャラリー。

コロナウイルスの影響で完全予約制での観覧でした。

予約制が若干不便ではありましたが、そのおかげで混み合うこともなく快適に見ることができました。

入ってすぐのところにはインスタ用の撮影ブースが。

一応撮っておきましょうかね(笑)。



まず最初の展示は、『裸で外を歩いてはいけない?』

ミケランジェロ・ピストレットの作品《ぼろぎれのヴィーナス》が展示されていました。

そして『高貴なふるまいをしなければならない?』

ここには中世の服が2体展示。

それを漫画との共演で表現するという趣向です。

次は『組織のルールを守らなければならない?』

こちらには各年代のスーツがずらり! こうして並べられていると、代わり映えがしていなさそうなスーツ姿もかなり変わっているんだということがよくわかります。

ここまでが最初のスペース。



そして次のスペースは『働かざる者、着るべからず?』からの『生き残りをかけて闘わなければならない?』

こちらはデニムを中心としたコレクションとトレンチコートを主題とした展示。

JUNYA WATANABEのデニムのドレスがとっても素敵でした。


次がいよいよ『見極める目を持たねばならない?』『教養は身につけなければならない?』と『服は意志を持って選ばなければならない?』のスペース。

今回の展示のメイン画像にも使われているCOMME desGARÇONSの高橋真琴プリントを含む2018SSのインクジェットプリントシリーズが3体展示されています。

こちらは写真撮影OKということもあり、みなさん立ち止まってパシャパシャ。おかげでここだけは残念ながら密状態でした。



この先は『服は意志を持って選ばなければならない?』『他人の眼を気にしなければならない?』『大人の言うことを聞いてはいけない?』『誰もがファッショナブルである?』と続いていきます。 ハンス・エイケルブームの世界各国の同じファッションを集めた写真展と、Vetementsのショーのムービーがかなり面白いです。


そして上階に上がり『ファッションは終わりのないゲームである?』『与えよ、さらば与えられん?』ときて終了となります。

最後の映像?作品はちょっと理解ができませんでしたが…。


他にも映画のポスターや都築響一や森村泰昌の写真作品、ヤンキーやコスプレなどの日本独特の文化を写した写真などが展示されています。


ちょっとネタバレしてしまって申し訳ありませんでしたが、これで全て見終わりました。

そこで思ったのは『ドレスコード』という言葉の意味の捉え方に『?』ということ。

いわゆる『ドレスコード』という概念ではなく、もっと大儀な捉え方なんだろうと理解した方が良さそうです。

ただ、展示のまとめ方がちょっとよくわかりませんでした。

確かにヤンキー文化というのは日本独特であって海外からは興味を引く存在かもしれません。ギャルソンやゴルチエの服も素敵です。スーツの変遷などもとても興味深い。

ただ、これらのものを一堂に集めて『ドレスコード』と名付けて展示をされると、ちょっと頭の中が混乱し『?』が飛びまくってしまいました。

まぁ確かにタイトルも『ドレス・コード“?”』となっていますけどね(笑)。


あと、SNS全盛のこの時代には、写真はもっと自由に撮らせた方がいいと思いましたよ。

ルーブルだってMETだってもっともっと自由なんですから。


あくまで個人の感想ですが、『ドレスコード』という言葉を頭から除いて見た方が楽しめるかもしれません。

だって、展示されているファッションたちは素晴らしいものばかりですから。




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